サンクコストを知ることで損切りの技術を！知らないとあらゆる場面で判断をミスすることに

急激に寒くなってきましたね！

ただでさえ布団から出るのが辛いのに、

また気温が下がると、毎朝が自分の欲求との闘いになります。

「頑張って起きる」状況だと精神力を使いますが、

「起きざるを得ない」状況なら仕方なくでも起きられます。

例えば、ベッドから出られないと止められない場所に

アラーム置くことも工夫になりますよね！

自分なりの工夫をして朝起きられるように頑張りましょう！

さて今回のテーマは

【サンクコストを知ることで損切りの技術を！

知らないとあらゆる場面で判断をミスすることに】です。

皆さんは「サンクコスト」という言葉をご存知でしょうか？

サンクコストとは

「今まで投じてきた回収できないコスト(時間、お金、労力)」です。

サンクコストがどういったものかを理解できていないと、

日常や人生の大切な判断を誤ってしまうことになるため、

ぜひ知っておいてください！

サンクコストについて具体的な例を紹介します。

副業を始めたいと思い、動画編集をやることにしたとしましょう。

動画編集の本を買って読んだり、

セミナーにも参加して技術をある程度身に付けました。

しかし、クラウドソーシングサイトで仕事を探しても、

なかなか高単価の仕事を得られず、

単価の低い大変な仕事ばかりしか得られません。

動画編集を辞めて違うことを始めたくなりましたが、

今まで勉強に使ったお金や時間、

それに労力が無駄になると思えて、

やめるにやめられなくなりました。

これがサンクコストの典型的な例です。

違う副業を試したいという気持ちが湧いても、

「せっかくお金や時間をかけて学んだのに…」という

”もったいない”という気持ちが湧いてやめれなくなります。

冷静に考えれば、

使ったお金や時間は返ってくるものではないので、

動画編集に限界を感じたなら違う副業を始める方が良いもの。

しかし「失ったコスト(サンクコスト)を取り戻したい」という

気持ちがズルズルと続いてしまうのです。

サンクコストは日常の至るところに潜んでいます。

典型的な例が「ダメな彼氏(彼女)に尽くしてしまう人」です。

ダメな恋人を持つ人は周囲から止められても

「いつか彼氏(彼女)は変わってくれる！だから自分が支えないと！」と

お金や労力を提供してしまいます。

途中から止めないと思っても、

今まで使ったお金や労力を無駄にしたくないと無意識的に感じ、

恋人を美化して信じてしまうのです。

もちろん、恋人が更生して

コストが報われる事例もあるかもしれませんが、

別れてしまえばコストは返ってきません。

人は出来る限り損をしたくないと思う生き物であり、

それ自体は悪いことではありません。

しかし、返ってこないコストを

他で取り戻そうと固執しては新しいことに踏み出せません。

サンクコストの性質や人間の心理を知ることで、

冷静に判断が下せるようになります。

皆さんもサンクコストに判断を狂わせられないようにしましょう！

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