外反母趾と違って
あまり聞いたことがない方もいるかもしれませんが、
足指のしびれとして
モートンといわれるものがあります。
モートン病とか
モートン神経腫ともいわれているようです。
外反母趾の痛みはないが
足ゆびのシビレや痛みを訴える方は多いですね。
当時、整体にお越しになる方も
ほとんどを占めるのが中高年の女性の方々です。
モートンの痛む場所としては、
多くは中指と薬指がシビレたり痛かったりで、
次に多いのは、
人差し指と中指という順になっています。(他院はわかりません)。
このシビレや痛みの原因としては、
中指や薬指または、
人差し指と中指などににつながっている神経が、
指のつけ根の部分で硬くなって刺激されてしまうことにあるようです。
さらに、これらの指につながっている神経が指のつけ根の部分で
靭帯や滑液包という組織に圧迫されて
シビレや痛みが出るとも言われているようです。
指のつけ根の部分で神経が圧迫される原因としては、
・ハイヒールの常用
・長時間のつま先立ちの姿勢
・足ゆびのつけ根へ繰り返される衝撃など
が挙げられています。
※
この中で、
一番重要視するのは
足ゆびのつけ根へ繰り返される衝撃 です。
これは以下に示す
「悪い歩き方」が
影響してると考えています。
モートンは外反母趾のような
足指の変形があまり進んでない方も
浮き指だったり
足裏のアーチ(横アーチ・内側のたてアーチ
・外側の横アーチの3つがあります)が崩れてたり、
開張足になってたり、
そしてなにより、「歩き方が悪い」という
外反母趾や内反小趾などの
足指の変形で痛みなどでお悩みの方と
同様の傾向が見られます。
ここでいう
「悪い歩き方」としては
最初の接地がかかとからではなく
いきなり足裏で着いてしまう歩き方とか、
※
最初の接地がかかとからでも
足指の付け根でストップして
足指の腹の部分にまで体重を
載せて歩いていないことを指します。
これらの(前に示した)「悪い歩き方」からくる
足ゆびの付け根への衝撃を繰り返すことで
ストレスが蓄積し、
硬くなって
足ゆびのシビレや
痛み(モートン)につながっていると考えられます。
さらには、
足ゆびの付け根への衝撃を繰り返すことで
足指の付け根の部分にタコができて
痛いと訴える方もいらっしゃいますね。
※
つぎにモートンの対策として色々検索してみました。
一番多いのが、インソールを靴に入れるとかで、
薬投与とか(痛み止めでしょう)
さらには、手術という手段も見つかりました。
ただ、あなたがこれらの
いいインソールや
足に合わせた靴をいくら作っても、
薬や手術に頼っても
「悪い歩き方」を変えていかなければ
足ゆびの付け根への衝撃からの
ストレスの蓄積により、
足ゆびのシビレや痛み(モートン)が
再発してしまうんですよ、ということです。
※一部画像は外反母趾研究所HPから引用
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