あらためて、、、コピーライティングとは
以前にもお伝えしましたが、
コピーライティングとは、
「人間の心理を理解し、
言葉を使って読み手の心に強く響く
宣伝や広告を書くこと」を言います。
心に刺さるエッジの効いた
短い言葉で読み手を引き付け、
そのイメージを焼き付ける役割を持っており、
その中でも
「キャッチコピー」は代表的な手法です。
あらためて、
コピーライティングとは、
いったいどのような文章を書くのでしょうか。
●コピーライティングの考え方
コピーライティングでは、
読んだ人に商品についての
印象を強く残せるよう、
短い文章で商品・
サービスの特徴を伝えます。
そのためには、
読み手のニーズやメリット、
商品への深い理解は必須です。
仮に、ここでは
文房具のキャッチコピー作成を
引き受けたとしましょう。
依頼を受けたら、
まずその商品が
どのようなものかの調査、
市場の分析を行います。
その文房具を
購入している年齢層はどこか、
性別は、職業は、用途は…などなど、
様々な角度から分析が可能です。
対象となる層を分析したら、
「ユーザーがどのような悩みや
欲求を抱えているか」を考え、
その悩みや欲求を
この商品やサービスでど
のように解決するかをさらに分析します。
ここでは商品や
サービスの具体的なスペックを
考えるのではなく、
「この商品や
サービスを利用することによって
どのような結果を手に入れることができるか」の
結論を描きだし、
端的に表現するのがポイントです。
この2つができたら、
並べて紙に書いてみましょう。
ユーザーの悩みを解決する方法が
並んでいるはずです。
これをセンス良く組み合わせることで、
洗練された短いキャッチコピーに近づいて行きます。
商品自体がどんなに素晴らしい、
他に例のないものであっても、
そのことが読み手に伝わらなければ
意味がありませんし、売れることもありません。
これがコピーライティングをする際の考え方です。
●コピーライティングの具体的な書き方
ここまで読んでも、
コピーライティングについて
ぼんやりとしか浮かばないでしょう。
そこで、他社の例を挙げてみます。
誰もが一度は耳にしたことがあるであろう
「やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫!」は、
稲葉製作所のイナバ物置のキャッチコピーです。
物置には耐久性を求めますが、
「100人乗っても大丈夫」の部分で、
この物置が相当な重量に
耐え得る商品であることがわかります。
カルピス(株)のキャッチコピーは
「カラダにピース。CALPIS」ですが、
「ピース」が「平和」を表していることで、
何らかの形で体に良い、
飲むと健康を保てそうな印象を与えています。
しかし、だからと言って
すぐに買いに行くというわけでもありません。
キャッチコピーは、
読み手の心に刺さり
記憶に残すことを目的としています。
これを実際に購入へと導くのは、
セールスライティング(セールスコピーライティング)です。
●セールスライティング(セールスコピーライティング)
セールスライティングは、実際に
読み手に買ってもらうための
文章を書く仕事です。
コピーライティングと異なり、
セールスライティングでは、
読み手にすぐに行動してもらうような要素を
盛り込んで執筆します。
セールスライティングでは
言葉のセンスよりも、
商品やサービスの知識、
マーケティングの知識が重要です。
商品やサービスについての情報をはじめ、
様々な要素を盛り込んで
アピールするため、文章も長くなります。
また、セールスライティングは
商品やサービスが売れれば成功ですし、
売れなければ失敗です。
シビアではありますが成果がわかりやすく、
改善点も明確になるところが特徴です。
●まとめ
効果を発揮するコピーライティングのためには、
商品や市場調査の知識や、
マーケティングの知識も必要です。
また、読み手の心に強烈に残る
ライティングの技術も重要となります。
さまざまなキャッチコピーを参考にして、
スキルアップを目指しましょう。
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