考え方が役に立つ、『PREP法』を習得しよう!!
Webライティングを続けていると、
時々「PREP法での記述をお願いします」などの
記載がある案件に巡り合うことがあります。
PREP法…初めて聞くと、
アルファベットが並んでいるだけで、
なんだかぴんと来ない言葉です。
しかし、PREP法は、
文章表現をする時も、
またプレゼンテーションや
日常会話の中でも
重要な表現方法として、
Webライティングでも
欠かせない存在となっています。
●PREP法とは?
PREP法とは、
「結論=point」、
「理由=Reason」、
「具体例=Example」、
「結論=Point」の
順に文章を作ることを言います。
「PREP法」の「PREP」とは、
それぞれの
英単語の頭文字を取ったものです。
PREP法では、
まず最初に結論を述べます。
こうすることで、
読者は求めていた答えを
すぐに手にすることができ、
理解した状態で
先を読み進めることが可能です。
結論の理由を伝え、
具体例を挙げ、
最後にもう一度結論を念押しすることで、
理解されやすく
説得力のある力強い文章となります。
例えば、
・結論:日本では夏に
脱水症状を起こしやすいと言われています。
・理由:理由は、地球温暖化による
ヒートアイランド現象による、
屋内でのエアコンによる良い環境に
体が慣れてしまっているからです。
・具体例:エアコンが普及したことにより、
身体が良い環境になれてしまうと、
暑い環境にさらされたときに
体温調節ができず、
発汗を過剰に促し
体内の水分量を調整できなくなります。
・結論:そうした理由から、
夏は身体が暑さに適応できずに
脱水症状を起こしてしまうのです。
このように、
大事な結論は最後にもう一度
挙げて文章をまとめます。
PREP法では、
最初の「結論=point」の
部分は特に”重要”です。
最初に伝える結論部分が
ぼんやりしていると、
聞き手は
「どうしてこんな話を
聞かされているんだろう?」
と感じ、そこから先の話も
理解がしにくくなるからです。
PREP法は、
”結論が明確に伝えられること”が
前提であり、
それができなければ
話は理解されずに終わるでしょう。
●PREP法のメリット
PREP法は回りくどさがなく、
最初に読者が一番知りたいことを
ずばりと伝えることで、
読者はストレスなく
文章を読み進められます。
結論の後で理由や具体例が
入ってくるので、
すんなりと理解できるのです。
●PREP法のデメリット
しかし、述べてきたように、
PREP法は
”非常に推しが強い論法”です。
「これはこうです、
なぜならこんな理由だから」と
いう、見方によっては
主張する人の自説とも
捉えられかねません。
それを避けるためにも、
聞いている人が共感し
納得のいく
「具体例=Example」は
非常に重要です。
また、相手に
わかりやすく伝えるためには、
自分自身が
「何を伝えたいのか」を
理解している必要があります。
そもそも伝えたいことが
明確になっていないと、
最初の「結論=point」の部分で躓き、
成り立たなくなってしまうのです。
●様々な場面で使われるPREP法
PREP法が使われるのは、
Webライティングだけではありません。
企業での営業や
プレゼンテーションでは、
主張したい内容が
わかりやすく表現できるため
標準的に活用されています。
訴求力も強く、
セールスライティングでも
使われることも少なくありません。
また、
普段の上司への報告でも、
自分の主張を
わかりやすく伝えることができるでしょう。
近年では
就活面接でも
わかりやすく
自分の意見を述べるために、
PREP法の活用を推奨しています。
●まとめ
PREP法を用いることで、
発信者は伝えたい内容を
シンプルでわかりやすく整理できます。
込み入った話の場合、
一生懸命話しているうちに
「何を言いたかったのか?」
よくわからなくなってしまう人がいますが、
伝えたいことを明確にして
PREP法の手順で組み立てなおせば、
おのずと焦点が定まるでしょう。
話を伝えやすくするためにも、
日常の場面でも、
PREP法を取り入れていくことを
お勧めします。
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